ブラックメタル系のドラマーでは最高峰のドラマーである
Hellhammer氏
所属しているバンドは主にMayhem！
（多すぎて挙げきれん！）
正直、人間じゃないですよ。この人！
シンバルの使い方とかタム回しとかすごい高いレベルで
軽々トゥルルンとこなしてくれちゃってます（笑）
すさまじくテンポの速いブラストビートもすさまじいフルパワーでなんなくこなし、
バスドラムも鳴り過ぎてて曲の妨げになっちゃってるレベルのやかましさ（笑）
そんな彼のドラムについて語ってきます。
Name
Jan Axel Blomberg
Gear
Drumsets
Sonor SQ2 series
Thin maple shells
- 20 x 20 kicks
- 8 x 10 tom
- 10 x 11 tom
- 12 x 13 tom
- 13 x 14 tom
- 13 x 4.25 heavy beech snare
- 14 x 18 floor tom
Cymbals
All Paiste Cymbals
- 13 RUDE SE hihat
- 14 RUDE SE hihat
- 8 RUDE splash PROTOTYPE
- 10 RUDE splash
- 14 RUDE Blast china
- 16 RUDE crash/ride
- 17 RUDE crash/ride
- 18 RUDE crash/ride
- 20 RUDE ride/crash
- 22 RUDE power ride PROTOTYPE
- 20 RUDE power ride
- 20 SIGNATURE heavy bell ride
Pedal
Axis A-L Longboard
こてこてのメタル系セットですね
ドラム類はめちゃんこ音の太いSonorのドラムを使って、
スネアは口径の狭く浅胴のピッコロスネアを使っています。
これは昔からですね。
シンバル類はPaisteのRudeシリーズ。とりわけライドシンバルに
いたっては自分のシグネイチャーモデルを作ってしまっているという変態っぷり。
一昔前まではSabianのシンバルを使っていましたが、
２０１３年くらいにモデルチェンジしました。
ペダルはAxisペダルを使い、果ては全ての太鼓類にddrumの
ドラムトリガーを装着とメタル系ドラムの布陣を完璧にしききっています。
さまざまなブラックメタルバンドでレコーディングだったり、
ライブだったりに出演しているためブラックメタルが好きな人だったら
知らない人はいないことでしょう（笑）
彼のドラムの特徴ですが、
とにかくやたらと手数が多いこと。
そして、シンバルをメインにした手数が多く細かくて
独特のフレージングがかっこいいこと、
音量の緩急の付け方が絶妙、
チューニングはスネアはピッコロを使いながら、
低めに設定され太くそれでいて余計な音は出さないといった感じ、
そしてバスドラムは恐らく限界などないくらいに早くまで踏める。
まあ、何でもできるってことですね。
ちなみにHellhammer氏は
合計２０バンド以上と音楽活動をしています。
Mayhemで要求されるドラミングも２ビート主体のものから
恐ろしくメロウで遅いものまであります。
そのためか、要求されるドラミングも多種多様。
おかげであんなめちゃくちゃなサイボーグが生まれてしまったんでしょうね（笑）
また彼のドラムはシンバル以外が全てトリガーがかかっています。
なので、ある程度個性が殺されてしまいます。
トリガーついててもドラムの生の音がバンバン聞こえてくるので、
あえて挙げる特徴といえばむちゃくちゃなパワードラマーであることか（笑）
まあ、プロレスラーみたいな体格してますしね。
彼のドラミングについては以下のYouTubeにて確認して見てください。
以下はDimmu Borgirでのサポート時のドラムソロです。
https://www.youtube.com/watch?v=tnbTzq_lCkU
激しいだけ、早いだけでなくグルーヴィングも完璧！
絶妙すぎるハイハットワークやむちゃくちゃ早いタム回しに注目！
早すぎて何やってるのか全くわからん（笑）
次は彼の所属しているメインのバンドの一つであるMayhemのスタジオ風景。
Crystalized Pain in Deconstruction
https://www.youtube.com/watch?v=frSqSYVelcA
原曲よりかなり早いんですけど？！
